直火可能なティーポットは、お湯を沸かす手間がなく、淹れたてのお茶をすぐに味わうことができます。
また、保温性にも優れており、長時間美味しいお茶を楽しむことができます。
そこで今回は、直火可能なティーポットのメリットや選び方、お手入れ方法を解説します。
直火可能なティーポットのメリット
直火可能なティーポットを使うメリットは、以下の通りです。
- お湯を別に沸かす手間が省ける
- 冷めたお茶をもう一度温めることができる
- 移し替える必要がない
- 火にかけて熱湯消毒ができる
一般的に紅茶を淹れる場合、まずヤカンでお茶を沸かして、それから茶葉を入れたティーポットに注いで蒸らします。
このとき、直火可能なティーポットなら直接紅茶を煮出すことが可能です。
そのため、お湯を別に沸かす手間が省けとても便利です。
また、火に直接かけて熱湯消毒ができるので、衛生面でも大きなメリットでしょう。
直火対応ティーポットの選び方
直火対応ティーポットを選ぶ際には、以下のポイントを押さえておきましょう。
容量
容量は、1人用から6人用程度までさまざまです。
使用する人数や、一度にどれくらいの量の紅茶を淹れたいかに合わせて選びましょう。
材質
材質は、ガラス、磁器、ホーローなどがあります。
ガラスは透明で中身が見えるため、茶葉の色や香りを楽しみたい方におすすめです。
磁器は保温性が高く、長時間温かい紅茶を楽しめるのが特徴です。
ホーローはガラスと磁器の両方の特徴を備えており、耐久性にも優れています。
形状
形状は、丸型、角型、ピッチャー型などがあります。
丸型は茶葉が広がりやすく、対流が起こりやすいため、おいしい紅茶を淹れやすいと言われています。
角型はスタイリッシュな見た目で、キッチンに置いてもおしゃれです。
ピッチャー型は細長い形状で、注ぎやすいのが特徴です。
機能
茶こしが付いているものや、注ぎ口が細くなっているなどの機能が付いているものもあります。
自分の使いやすい機能を備えたティーポットを選びましょう。
直火対応ティーポットを選ぶ際には、上記のポイントを参考に、自分に合ったティーポットを見つけてください。
直火対応ティーポットのお手入れ方法
ここでは、直火対応ティーポットのお手入れ方法をご紹介します。
直火対応ティーポットは、ガスコンロやIH調理器で直接使用できるため、汚れがつきやすく、お手入れが重要です。
日々のお手入れ
日々のお手入れは、水と食器用洗剤を使って洗うだけです。
スポンジで汚れを落としたら、よくすすいで水気を拭き取りましょう。
頑固な汚れ
茶渋や水垢などの頑固な汚れは、以下のような方法で落としましょう。
- 重曹
重曹を水に溶かして、ティーポットに浸け置きします。
1時間ほど置いたら、スポンジでこすって汚れを落とします。
- クエン酸
クエン酸を水に溶かして、ティーポットに浸け置きします。
30分ほど置いたら、スポンジでこすって汚れを落とします。
- セスキ炭酸ソーダ
セスキ炭酸ソーダを水に溶かして、ティーポットに浸け置きします。
1時間ほど置いたら、スポンジでこすって汚れを落とします。
煮沸消毒
ティーポットに茶渋や水垢などの汚れがひどい場合は、煮沸消毒をしましょう。
鍋に水とティーポットを入れて、沸騰させます。
10分ほど煮沸したら、火を止めて冷まします。
注意点
直火対応ティーポットのお手入れをする際には、以下の点に注意しましょう。
- 熱湯に注意する
ティーポットが熱いうちに洗うと、やけどをする恐れがあります。
ティーポットが冷めてから洗いましょう。
- 金属たわしは使わない
金属たわしを使うと、ティーポットの表面に傷がつき、においが移る恐れがあります。
スポンジや布など、やさしい素材で洗いましょう。
- 食洗機は使わない
食洗機の熱湯や洗浄剤で、ティーポットが変形したり、ひび割れたりする恐れがあります。
手洗いしましょう。
直火対応ティーポットは、丁寧にお手入れをすることで、長く愛用することができます。
ぜひ上記のポイントを参考に、お手入れをしてみてください。
おすすめの直火対応ティーポット
最後に、おすすめの直火対応ティーポットをご紹介します。
購入の際の参考にしてみてください。
KINTO UNITEA ワンタッチティーポット
細かい茶葉も濾せるストレーナーとフタが一体型しているので、注ぐ時に傾けても落ちにくい構造です。
使い勝手がよくお手入れも簡単でし。
どんな空間にも合うシンプルなデザインで、茶葉が開く様子をじっくり楽しめます。
トレンドグラス イエナ クラシック
ぽってりとした愛らしいフォルムと、側面にある英語とドイツ語の注意書きがおしゃれなデザインとしてワンポイントにもなっているティーポットです。
底面が広いので安定感があり、直火だけでなく、電子レンジや食洗機対応など使い勝手も抜群です。
まとめ
直火可能なティーポットは、お湯を沸かす手間がかからず、淹れたてのお茶をすぐに味わうことができます。
また、保温性にも優れているため、長時間美味しいお茶を楽しむことができます。
選ぶ際には、素材や形状、サイズなどを確認しましょう。
また、お手入れ方法も簡単なものを選ぶと良いでしょう。
直火可能なティーポットを使って、美味しいお茶を淹れてみてください。