ティーポットカバーの役割や効果とは?手作り方法もご紹介

:2024/01/19

ティーポットカバーの役割や効果、簡単手作り方法もご紹介

アフタヌーンティーの時など、紅茶を美味しく保つために必要なアイテムの1つ「ティーポットカバー」。
ティーポットカバーは機能性に優れているだけでなく、その見た目の可愛らしさも魅力です。

そこで今回は、ティーポットカバーの役割や効果、種類など、ティーポットカバーについて詳しくご紹介します。

最後に、誰でも簡単にできるティーポットカバーの作り方もご紹介しますので、ぜひ挑戦してみてください。

ティーポットカバーの役割

ティーポットカバーとは、紅茶が入ったティーポットに覆いかぶせるカバーのことです。
紅茶大国イギリスでは、「Tea cosy(ティーコージー・ティーコゼー)」とも言われています。

ティーポットカバーにはデザインや素材など様々な種類があります。
保温という機能的な役割だけでなく、装飾性としても楽しめるアイテムです。
そのため、お家で長時間アフタヌーンティーを楽しむ方におすすめです。

また、インテリアに合わせてティーポットカバーを選ぶ方も多く、ブランドものやアンティークものをコレクションする方や、中には手作りする方もいます。

ティーポットカバーの効果

ティーポットカバーは紅茶を温かいまま保つ効果があります。
カバーを使った場合は、30分以上保温効果があるとも言われています。

紅茶を飲む時の美味しい温度は60〜70度。

紅茶は温度管理が重要です。
特にガラス製のティーポットは保温性があまりないので、ティーポットカバーを使用することで60度以下になりにくくしてくれます。
これにより、2杯目も美味しくいただくことができるのです。

保温性に優れているティーポットカバーですが、機能性はもちろん、その見た目の可愛らしさも魅力です。
ティーポットは存在感があるので、テーブルをより一層華やかに彩ってくれます。

ティーポットカバーの種類

ティーポットカバーの種類は、大きく3つです。
被せるタイプ、オープンタイプ、ニットタイプ、それぞれの特徴や使い勝手についてご紹介します。

被せるタイプ

手軽に使いやすいのが「被せるタイプ」です。
ティーポットの上からポンっと被せるだけなので、素材やサイズなど種類も豊富で人気があります。
ところで、被せるタイプを選ぶ際に注意したいのがサイズです。
ティーポットに対しカバーのサイズが合っていないと、被せた時に下に隙間ができてしまい、保温性が劣ってしまいます。
そのため、ティーポットのサイズに合ったカバーを選ぶことが大切です。

1〜2人用のティーポットに合うサイズ

300ml前後や500mlなど、1〜2人用のティーポットは容量や形状、高さも様々です。
1〜2人用のティーポットなら、15cmくらいの高さのティーポットカバーを選ぶといいでしょう。
3〜4人用のティーポットは容量や高さも大きく、縦よりも横幅が広くなります。
そのため、ティーポットカバーは25cmくらいの幅が広いものを選ぶと安心です。

オープンタイプ

ティーポットカバーの中に、上からティーポットを入れて、入り口を閉じることで保温する「オープンタイプ」。
一番の特徴は、その高い保温性です。
ティーポットをすっぽり包み込むので3タイプの中で一番保温性が期待できます。
また、底面にマットを敷く必要がないのもメリットの1つです。
長時間ティータイムを楽しみたい方におすすめです。

ニットタイプ

被せるタイプやオープンタイプは、使用する際に取り外す必要がありますが、被せたまま紅茶を注ぐことができるのが「ニットタイプ」です。
伸縮性があるので、どんなティーポットの形にもフィットします。
また、そのまま持ち歩くことも可能です。
一番の魅力は、ニットならではのデザイン性でしょう。
温かみがあり、ホットが恋しくなる冬の時期には最適です。
ただし、ニットタイプは編み目の隙間から風が通りやすく、注ぎ口が露出してしまいます。
そのため、被せるタイプやオープンタイプに比べると保温性は低くなります。

ティーポットカバーの素材

ティーポットカバーの素材には、以下のようなものがあります。

  • 毛糸
  • ナイロン
  • レザー
  • 綿

保温性を求めるなら、綿がおすすめです。
さらに、綿の生地に綿を入れてキルティング加工をしているティーポットカバーなら、厚みもありより保温性が高くまります。

また、汚れた時に丸洗いできるほうが清潔に保てるので、洗いやすさや色落ちなども確認して選ぶと安心でしょう。

100均の材料でできるティーポットカバーの作り方

ティーポットカバーは、お店でも購入できますが、手作りすることもできます。
そこで、今回はダイソーやセリアなどの100均の材料でできる、ティーポットカバーの作り方をご紹介します。

ニット帽で作るティーポットカバー

冬になると100均にも並び始める、ニット帽をリメイクしたティーポットカバーです。

作り方

  1. ティーポットにニット帽を被せ、注ぎ口と取っ手が出る箇所にハサミで切り込みを入れる。
  2. ニット帽を裏返し、切り口の縁に両面テープを貼る。
  3. 縁を折返しほつれを止める。
  4. てっぺんにポンポンと取り付けて完成。

ボンボンは大きめの方がバランスが良くなります。
飾りでボタンなどをつけるのもおすすめです。

かぎ編みでイチから自分好みに作るのもおすすめ

編み物が得意な方なら、イチから自分で編み込んで作ってみてはいかがでしょうか。
編み図や編み方はネットで検索すれば詳しくわかりますし、材料も100均で揃えられるので気軽に作ることができます。
毛糸の色はもちろん、太さによっても印象が変わるので、好みの糸で編んでみてはいかがでしょうか。

すっぽり被せるティーポットカバーの作り方

では最後に、すっぽり被せるタイプのティーポットカバーの作り方をご紹介します。

型紙の作り方

  1. ティーポットの高さと幅を計る。
  2. 計ったサイズ+3cmの長さの四角形を紙に書いてハサミで切り取る。
  3. 切り取った紙を半分に折り、「わ」になっていない方の上部にお皿などを使って角を丸く線を引き、線に沿って切り取る。
  4. 紙を広げたら型紙の完成。

型紙が完成したら、一度貼り合わせて、ティーポットがすっぽり被さるかどうか確認するといいでしょう。
全体的にサイズが小さすぎると取ったり被せるのも大変なので、少し余裕があるサイズにするのがポイントです。

ティーポットカバーの作り方

  1. 縫い代1cm分を余分に残し、型紙に合わせて布をカットする。
  2. 表同士が向き合うように合わせ、まち針を打つ。
  3. 最初と最後は返し縫いをして、布を縫い合わせる。
  4. カーブのきつい部分に、ハサミでミシン糸を切らないようギリギリまで切り込みを入れる。
  5. 縫い代を内側に折り込んでアイロンをかける。
  6. 口の部分をまち針で留め、一周ぐるっと縫い終えたら完成。

まとめ

ティーポットカバーの役割や効果などお伝えしました。
ティーポットカバーは、ティータイムをより楽しく、快適にしてくれるアイテムです。
ぜひ、ティーポットカバーを取り入れて、ティータイムをもっと充実させてください。

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