寒い冬の朝は、ベストな状態で入れた温かい紅茶が欲しくなるものです。
そのため、温かい紅茶を適温で保温するには、抽出前に工夫する、または、保温するためのアイテムを使うと便利です。
この、ティーポットを保温するアイテムは、さまざまな種類があり、シーンや使い勝手に応じた選び方ができます。
そこでこの記事では、ティーポットの保温におすすめのアイテムをご紹介します。
おいしい紅茶の温度をキープして楽しみたい方は、ぜひ一度ご覧ください。
ティーポットを保温する方法はさまざま
おいしく入れた紅茶は、温かさをキープしたまま楽しみたいものですよね。
特に紅茶を美味しいと感じる平均的な温度は60〜70度と言われています。
また、紅茶は冷めると渋みを感じるようになります。
そのため、ティーポットに入れた紅茶は、できるだけ保温する工夫が必要になります。
そこでティーポットの保温に必要なことは、以下の4つのポイントです。
- ティーポットやカップをお湯で温めておく
- ティーポットをティーコージーでカバーする
- ティーウォーマーでティーポットを直接温める
- 保温力の高いティーポットを使う
ティーポットやティーカップを温める方法は、湯煎、またはあらかじめお湯を入れておくだけでOKです。
また、電子レンジ対応のティーポットなら、好きな時にすぐに温め直しができます。
ティーポットで保温した紅茶はいつまでに飲む?
ティーポットに入れた紅茶を保温するには、抽出後の茶葉は取り出す必要があります。
また、茶こしに茶葉が入っているなら、茶こしごと取り出しておきましょう。
それではティーポットで保温した紅茶はいつまでに飲むのがベストなのでしょうか。
結論から言うと、保温をしていても、紅茶は入れた瞬間から味や香りが変化します。
そのため、1番美味しい状態の紅茶は、やはり入れたてと言えます。
このようなことから、以下が紅茶を美味しくいただけるポイントです。
- 紅茶は入れてからすぐおいしさが味わえる
- できるだけ紅茶を入れたらその日のうちに飲み切る
ただし、夏場などの気温の高い日は、紅茶が酸化したり腐る、もしくは変色します。
そのため、紅茶から変なにおいがしたり、ぬめりが発生したら、飲むのをやめましょう。
ティーポットを保温するアイテムはどこで買えるのか
上記でご紹介したティーポットを保温するアイテムは、紅茶専門店やネット通販で購入可能です。
また、百貨店やホームセンター、雑貨屋などでも購入できます。
楽天市場やamazonなどのネット通販なら、口コミやレビューを参考にすると良いでしょう。
ティーポットを保温するならティーコージーがおすすめ
ティーポットを保温するための布製のカバーが、ティーコージーです。
また、ティーコゼーやティーポットカバーなどとも呼ばれます。
ティーコージーは、さまざまな形状でティーポットを包み込み保温します。
また、デザインが豊富なので、ティータイムをおしゃれに演出できるアイテムです。
素材は、布製以外にもニットやフェルトなど多様で、手作りをされる方も多いです。
直接ティーポットを保温するティーウォーマー
ティーポットに入れた紅茶を飲みごろの温度で保温できるティーウォーマー。
その使い方はとても簡単で、キャンドルを点灯して、台にティーポットを乗せるだけです。
ティーウォーマーのメリットは、ティーポットを一定の温度に保温をする他、コンパクトな点です。
そして、何といってもやさしいキャンドルの炎で癒やされる効果があるところでしょう。
このようなティーウォーマーを使う時は、ティーポットとのサイズが合うかがポイント。
そのため、ティーウォーマーはティーポットとセットで購入すると便利です。
また、仕事中などデスクの上で紅茶を保温するなら、USBタイプのティーウォーマーもおすすめです。
お使いのパソコンなどに接続し、ティーウォーマーの上にティーカップを置いて紅茶を保温します。
USBタイプのティーウォーマーは持ち運びに便利なところが魅力です。
保温力の高いティーポットなら温度がキープできる
ティーポットはさまざまな素材のタイプが販売されています。
その中でも保温性に優れた素材は磁器や陶器製です。
また、厚みのあるタイプは保温性が高いので、購入する際にチェックしてみましょう。
さらに、保温力の高いステンレス製のティーポットもおすすめです。
人気の1つには、サーモスの真空構造のティーストレーナー付き保温ポットが挙げられます。
サーモスの保温性の高いタンブラーも一緒に使えば、さらに保温力が増します。
このようなステンレス製のティーポットは、保温以外にも保冷用として併用できるところも魅力です。
ティーポットの保温もできるティファールの「テイエール」
ティファールは、電気ケトルや圧力鍋なども人気がありますよね。
そのティーファールで発売している「テイエール」、実はとても優れものです。
このテイエールはお湯を沸かす以外に、ティーポットとしても使え、温度設定もできるケトルです。
また、煮出し機能付きで、フルーツティーなどのレシピも完璧にこなします。
テイエールはガラス製のケトルなので、紅茶の色の他、残量がわかりやすいところもポイントです。
さらに、お湯が沸くと自動的にスイッチが切れるので、何時間もつけっぱなしにする心配がありません。
このように、多機能な性能を持った電気ケトルなら、家電を何種類もそろえずに済みます。
ティーポットを保温するアイテムを手作りする
ティーポットは素材の他に、大きさや形がさまざまです。
特に4L入る大容量のティーポットの場合、市販のティーコージーではサイズが合わない場合もあります。
そのような時は、ティーコージーを手作りしてみましょう。
ティーコージーを手作りするときのポイントは、保温できる厚みのある布を使うことです。
そのため、キルティング素材などを使うと便利です。
また、薄い布で作る場合は2重にして、中にキルト芯やフェルトを入れると良いでしょう。
手作りのティーコージーは、お使いのティーポットのサイズをしっかりと測り、型を取ります。
そのため、あらかじめ、完成形をイメージしておくととても作りやすいです。
作り方や型紙などはインターネットで無料公開しているものもありますので、確認してみてください。
また、編み物が得意な方なら、ニット素材のティーコージーもおすすめです。
作り方は、ニット帽の形をベースに、さまざまな飾りをつけるとおしゃれに仕上がります。
まとめ
ティーポットを保温する方法は、大きく分けると2種類です。
「ティーポットをカップを温めておくこと」と、「ティーポットを保温するためのアイテムを使うこと」です。
その中でも、ティーコージーやティーウォーマーはティーポットにあったサイズを選ぶことが大切です。
また、保温性のある素材のティーポットを使うこともポイントですね。
さらに、お気に入りのティーコージーを手作りすれば、紅茶がもっと楽しい時間になるでしょう。