茶こしタイプ別ティーポットのご紹介-使い方と洗い方

:2024/04/08

茶こしタイプ別ティーポットのご紹介-使い方と洗い方

おいしいリーフティーを飲むのに欠かせないアイテムがティーポットですが、茶こしがあるものとないものがあるのをご存じでしょうか。
この記事では、茶こし付きと付いていないティーポットについて、それぞれタイプ別に特徴と使い方をまとめました。
また、いつも清潔にしておきたい茶こしの簡単な洗い方についてもご紹介します。

ティーポットを選ぶ時は茶こし付きかどうかも重要

ティーバッグの紅茶は、お湯に浸けるだけで紅茶を入れることができますが、ティーポットを使って茶葉から入れると、紅茶の美味しさがさらに引き立ちます。

ティーポットを選ぶ時は素材や容量、デザインなどに着目しがちですが、茶こしの有無や、どのような茶こしが付いているのかをチェックするのも重要なポイントです。
また、タイプにより使い方や特徴なども異なり、付属の茶こしも形や大きさがさまざまです。

茶こし付きティーポットの特徴と使い方

茶こし付きのティーポットは、使用した後の茶葉の処理が簡単で、手軽に紅茶を入れることができます。
忙しい方や、手早く紅茶を淹れたい方にもおすすめです。
ただし、メリットばかりではなく、茶こし付きのティーポットにはデメリットもあります。

それは、茶葉が上下に動くジャンピングという現象が十分に行えないことです。
一般的に、付属の茶こしは小さめの物が多いですよね。
茶こしのサイズが小さいため、茶葉が十分にジャンピングできません。

そのため、紅茶の旨みや香りが十分に引き出されにくくなります。
茶こし付きのティーポットを選ぶなら、カゴは大きく深めのものがおすすめです。

茶こし付きのティーポットを使っておいしい紅茶を飲みたい時は、茶こしを外して使う方法もあります。
抽出した後に、茶こしを使って紅茶をこしながらカップに注ぎましょう。

あるいは、もう1つティーポットを用意し、そこに茶こしを使って紅茶を移すという使い方もできます。

茶こしなしのティーポットの特徴と使い方

手軽さよりも紅茶のおいしさを重視したい方は、茶こしのないティーポットを選びましょう。
多くのティーポットは丸形で、茶葉が十分にジャンピングするスペースがあります。

ティーポットの中で茶葉が十分に広がるため、よりおいしく香り豊かな紅茶を入れることができます。
紅茶のおいしさを十二分に引き出すためには、事前にポットを温めておき、お湯は少し高めの位置からポットに注ぎましょう。
事前にポットを温めておくと、保温性が高まり、茶葉をじっくりと蒸らすことができます。
そして、高い位置からお湯を注ぐと、水流の勢いで茶葉がジャンピングしやすくなり、茶葉が広がりやすくなります。

ティーポットに付いている茶こしの洗い方

茶こしは便利なアイテムですが、洗うときに茶葉が付着してなかなか取れない場合もあります。
茶葉が少量でも付いたままの茶こしは、衛生的にも気になるものです。

茶こしの効果的で衛生的な洗い方は、逆さまにして上から流水をかけ、揺すり洗いすることです。
揺すると細かい茶葉も簡単に落ちるので、手間をかけずに茶こしをきれいにすることができます。
放置すると茶こしに乾燥した茶葉が貼り付いて汚れやすくなりますので、茶こしを使った後は早めに洗いましょう。

茶こし付きのおしゃれなティーポット

便利でおしゃれな茶こし付きのティーポットをご紹介します。

ノリタケ:ティーポットシェールブラン 510cc

白い食器「シェールブラン」シリーズの純白のティーポットです。
本体内側の注ぎ口の接着部分に穴が開いていて、目詰まりしにくい茶こしです。
大きめの茶葉に適しています。
電子レンジと食洗機に対応可能です。

ハサミポーセリン:ティーポット トール

円柱の形で、容量がたっぷりあるティーポットです。
ティーポットとほぼ同サイズの茶こしが付いているので、茶葉が十分にジャンピングできます。
茶こしを取り外さなくても、十分に抽出できますよ。

ハリオ:リーフティーポット・ピュア700ml

蓋もポット本体も、すべてガラス製のティーポットです。
透明なので、ジャンピングの様子も一目でわかります。
電子レンジにも対応(茶こしを外す)しており、ポットごと温めることができるので便利に使うことができるでしょう。
大きめの茶こしが付いており、おいしいお茶を4杯分入れることができます。

マリメッコ:ウニッコティーポット

北欧ブランドの代表格、マリメッコの定番のウニッコ柄がかわいいティーポットです。
陶器の茶こしが付いています。
取っ手は木製でどこか和風な雰囲気もあり、緑茶などにもおすすめです。

無印良品:白磁ティーポット 550ml

うっすらと青みがかった白磁が美しい、磁器性のティーポットです。
茶こしはステンレス製で、取り外しができます。

ル・クルーゼ:ティーポット650ml

鋳鉄ホーローウェアで有名なル・クルーゼも、おしゃれでかわいい茶こし付きのティーポットを販売しています。
チェリーレッド、オレンジ、イエロー、マルセイユブルー、バームグリーンとカラーバリエーションも豊富です。
ステンレス製の茶こしには持ち手が付いているので、お茶を入れるときや洗うときにも持ち手を掴んで便利に使えます。

茶こしなしのかわいいティーポット

茶こしが付いていない、デザインのかわいいティーポットをご紹介します。

イッタラ:ティーマ ティーポット

真っ白な磁器製で、容量約1Lの茶こしのないティーポットです。
シンプルでかわいいデザインは、置いておくだけでも絵になり、飽きずに使えるでしょう。

このような茶こしのないティーポットに、紅茶だけでなく、コーヒーやハーブティーなど、さまざまな飲み物を入れて楽しむ方もいらっしゃるようですよ。

本間製作所 仔犬印:ティーポット(マットフィニッシュ)

仔犬印は、新潟県燕三条にある本間製作所が展開するブランドです。
高品質な金属製品で知られており、その調理器具は高級ホテルやレストランなどでも広く使われています。

仔犬印のマットフィニッシュシリーズのティーポットは、スタイリッシュで美しいオールステンレス製です。
直火にかけることもでき、内側にフィルターが付いているので、大きめの茶葉なら直接入れることもできます。
茶葉とお湯が少ない場合は、別売りのティーポット用の茶こしをセットすることも可能です。
1人用から8人用まで、サイズ展開が豊富なのも魅力です。

まとめ

ティーポットを選ぶ際には、使い方に合わせて茶こしの有無を検討すると良いでしょう。

茶こし付きのティーポットを選ぶなら、大きめの茶こしが付いているものがおすすめです。

紅茶のおいしさを存分に味わいたい場合は、茶こしを外すか、茶こしのないティーポットを使って、茶葉をしっかりとジャンピングさせると良いでしょう。

また、茶こしは、逆さにしてゆすり洗いします。
使った後は早めに洗い、いつも清潔な茶こしを使うようにしましょう。

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