歳を重ねれば重ねるほど「体に良い飲み物を積極的に取り入れたい」と強く感じてしまうもの。
そこで今回ご紹介したいのが「生姜紅茶」。
以前から体に良いと言われている生姜紅茶ですが、実際何に効果あるのかわからない、そもそも生姜が苦手という方も多いと思います。
この記事を読めば、きっと生姜紅茶を飲みたくなるはず!
様々な効果をもたらす生姜紅茶について詳しくご紹介します。
昔から体に良いと言われている生姜紅茶の効果とは
紅茶は何も足さずにそのまま飲むのも美味しいですが、ミルクやレモンなど、色々な飲み方を楽しめるのも魅力です。
中でも昔から体に良いと言われているのが生姜紅茶。
生姜は薬味として料理で活用するだけでなく、その効果から漢方薬としても多く使われている食材です。
では、具体的に生姜紅茶にはどのような効果があるのでしょうか。
風邪の引き始めや予防に効果的
生姜には血行促進・殺菌作用に加え、免疫を高める効能が。同じく紅茶には抗酸化作用や血流改善、代謝促進などの効能があります。
どちらも体を温める効能があるので、生姜紅茶を飲むと体ポカポカと温まり汗をかきます。
発汗によって熱を下げるので、風邪の引き始めにはとても効果的なのです。
また、体温が上がると免疫力も高まるので、風邪の原因であるウイルスや細菌に負けない体作りにも繋がります。
女性にうれしいダイエット効果も
ところで、若い頃は何もしなくても痩せてたのに…という方も多いと思いますが、それは、歳を重ねると基礎代謝が下がるから。
基礎代謝を上げる方法は色々ありますが、体が暖まる食べ物を食べるのも方法の1つで、胃腸を温めると内臓が活発に働くので基礎代謝が上がり、便秘解消にも繋がります。
体を温める効果がある生姜紅茶を飲むことで痩せやすい体質へと変わり、ダイエットに大きな効果をもたらすというわけです。
生姜紅茶による効果は他にも
風邪やダイエット以外にも、生姜紅茶には美肌効果やむくみ解消、夏バテ解消など様々な効果をもたらすと言われています。
体の体温を上げて免疫力をアップさせることができる生姜紅茶。
生姜紅茶を飲むことで内側から健康になり、アンチエイジング効果も期待できる女性に嬉しい飲み物と言えるでしょう。
効果が期待できる生姜紅茶の飲み方をご紹介
ところで、生姜紅茶はアイスとホットのどちらでも楽しめますが、それでは、どちらの方が効果を得られると思いますか?
答えは、効果的なのはアイスよりもホット。
生姜は加熱することで体温上昇や脂肪燃焼の効果を高めるので、熱い紅茶に生姜を入れて飲みましょう。
こまめに摂取することもポイントですが、それでは、いつ飲むと良いのか、より効果的な飲み方についてご紹介します。
朝が効果的−生姜紅茶で食欲アップ
朝は体温が低め。生姜紅茶を飲むことで体を温め排泄を促すことができるので、むくみや冷え性、ダイエットに効果をもたらします。
例えば、朝バタバタして忙しい…という方こそ朝に飲む生姜紅茶がおすすめ。空腹時に生姜紅茶を飲むと疲労回復にも役立ち、食前に飲むことで食欲もアップします。
寝る前に生姜紅茶飲む効果と注意点
冷え性の方は冬手足が冷えてなかなか寝付けないこともあるのではないでしょうか。
生姜紅茶は朝〜昼に飲むのが一番おすすめですが、夜寝る前に生姜紅茶を飲むと体が温まるので手足の冷えが軽減されます。
ただ注意したいのが紅茶に含まれている"カフェイン"。
カフェインの利尿作用でトイレが近くなってしまったり、交感神経を刺激し眠れなくなってしまう可能性もあります。
心配な方は、ノンカフェインの紅茶を飲むことをおすすめします。
1つの疑問−市販の生姜チューブでも効果はあるのか
ところで、生姜は生姜チューブでも効果は同じなのか気になりませんか?
結論から言えば、生の生姜が一番効果的。
生の生姜をすりおろすか、スライスした生姜を紅茶に入れるのが一番ですが、生の生姜を使うのが面倒…という方も多いでしょう。
一番手軽なのが市販の生姜チューブですが、生姜チューブには様々な添加物が入っているので避けたほうが無難ですし、何より風味が薄く後味もよくありません。
生姜チューブ以外で手軽に作るには
とはいえ、生姜の成分はしっかり含まれているので、どうしても…という方は生姜チューブでも入れないないよりはいいですが、せっかくの生姜紅茶飲むのですから、その恩恵を十分得るためにも、やはり生姜チューブ以外で作るほうが最適です。
スーパーには生姜パウダーや、紅茶ブランドからは生姜紅茶が販売されていますので、手軽に生姜紅茶を飲みたい方はそちらを活用してみてはいかがでしょうか。
また、生姜は刺激が強い食材なので胃腸が弱い方は摂りすぎに注意し、生姜1日10gを目安に、1杯150ml程度を3〜6回に分けて飲むようにしましょう。
味が苦手なら生姜紅茶にはちみつや黒糖を入れると効果的
さて、ストレートティーは飲めても、生姜を入れると飲みにくいと感じてしまう方も多いと思います。
砂糖を入れて甘くするのもいいですが、生姜紅茶に入れるトッピングとしておすすめしたいのは"はちみつ"と"黒糖"です。
はちみつは砂糖よりもカロリーが少ないのに甘味を強く感じられますし、黒糖も砂糖よりもカロリーが低く、尚且ビタミンや鉄分など体にいい成分がぎゅっと詰まっています。
生姜のピリッとした味が、はちみつや黒糖によってまろやかになるだけでなく体にもやさしいので、生姜紅茶を飲むなら砂糖ではなく、はちみつや黒糖をぜひ取り入れてみてください。
紅茶に生姜以外を入れる効果とは
紅茶は色々な飲み方ができるのも楽しみの1つ。
それでは、生姜以外を入れるとどのような効果が期待できるのでしょうか。
一般的に入れることが多い食材がミルクとレモンでしょう。
ミルクを足すことで味がなめらかに。レモンを入れることでさっぱりとした飲み口になります。
生姜紅茶自体が体にいい成分ばかりが含まれているので、効果が半減することはあまり考えなくてもいいでしょう。
特にレモンは生姜と相性がよく疲労回復や夏バテ予防に効果的。
"生姜はちみつレモン"を作って常備し紅茶に入れる方法も大変おすすめです。
また、りんごも生姜紅茶におすすめ。
りんごは食物繊維やビタミンCなど栄養価が高く、リンゴポリフェノールは熱に強いので、加熱しても栄養を失われることはありません。
りんごと生姜のペーストを紅茶に入れた、ジンジャーアップルティーも大変おすすめです。
生姜紅茶の基本レシピとおすすめアレンジレシピ
それでは、基本の生姜紅茶の入れ方と人気レシピ、美味しく入れるコツをご紹介します。
基本の生姜紅茶の入れ方
生姜紅茶の飲み方は簡単で、紅茶1杯に小さじ1〜2杯の生姜を入れるだけ。後はお好みではちみつや黒糖、ミルクやレモンなどを足して楽しみましょう。
紅茶はどんな紅茶でも構いません。
生姜の味が苦手な方は、ふわっと生姜が香る乾燥生姜がおすすめ。生の生姜をスライスして丸1日乾燥させると出来上がります。
生姜紅茶のアレンジレシピ
りんごと生姜のペーストを使ったジンジャーアップルティーの作り方をご紹介します。
生姜もりんごも皮に栄養分がたくさん詰まっているので皮ごと摩り下ろすのがポイント。
皮まで摩り下ろす場合は、できるだけ無農薬のりんごを選び、はちみつなどを入れて甘みを調整しましょう。
【作り方】
- りんごと生姜を適量皮ごと摩り下ろす。
- 摩り下ろしたら電子レンジで600wで1分半温める。
- 紅茶にティースプーン1杯程度入れて完成。
最後に
体にいいことづくめの生姜紅茶。
美味しい上に健康や美容にも良い、特に女性の方は取り入れたい飲み物です。
飲めば飲むほど痩せるわけではないので飲みすぎにはご注意を。
生姜が苦手な方も飲み方次第で飲みやすくなるので、ぜひお試しください。