【ティーカップの持ち方とマナー】正しい持ち方で紅茶を楽しもう

:2024/02/01

【ティーカップの持ち方とマナー】正しい持ち方で紅茶を楽しもう

紅茶のティーカップには、実は持ち方にもマナーあるということをご存じですか?
この記事では、ティーカップの持ち方の基本をはじめ、マナー違反な持ち方についてもご紹介します。
またイギリスやフランスなど海外のティーカップの持ち方、ティーカップの持ち方以外の知っておきたい紅茶のマナーについてもお伝えしているので、今後フォーマルなシーンで紅茶を飲むときの参考にしてください。

ティーカップの持ち方の基本

ティーカップは、紅茶を飲むときに欠かせないアイテムです。

正しいティーカップの持ち方は、以下のとおりです。

  • ティーカップは、右手で持ちます。
  • ティーカップの持ち手には、指を通さず、つまむように持ちます。
  • 人差し指、中指、親指の三本で持ち手の上部をつまみ、他の二本の指は添えつつ支えます。

この持ち方は、ティーカップを安定させて、スマートに持てるため、基本的なマナーと言えます。

また、ティーカップのソーサーは、テーブルの高さによって持ち方を変えます。

  • テーブルが高い場合:ソーサーを持ち、ティーカップをソーサーに置きます。
  • テーブルが低い場合:ソーサーは置いたまま、ティーカップを持ちます。

ティーカップの持ち方は、ささいなことかもしれませんが、マナーを守ることで、相手に好印象を与えることができます。
ぜひ、正しい持ち方をマスターして、上品なティータイムをお楽しみください。

マナー違反の持ち方

ここでは、マナー違反の持ち方についてご紹介します。

  • 持ち手に指を通す

持ち手に指を通すと、持ちにくく、見た目にもよくありません。
また、持ち手に指を通すと、ティーカップの温度を確かめる行為とみなされるため、マナー違反とされています。

ティーカップの持ち手には、指を通さず、つまむように持つのが正しい持ち方です。

  • ソーサーを両手で持つ

ソーサーは、ティーカップの安定を保つためにあるものです。
そのため、ソーサーは片手で持つのが正しい持ち方です。

両手でソーサーを持つと、ソーサーが不安定になり、紅茶をこぼす可能性があります。
また、両手でソーサーを持つと、相手に「紅茶が冷たい」というメッセージになってしまうため、マナー違反とされています。

  • カップ底に手を添える

日本茶を飲むときには、カップ底に手を添えて飲むのが一般的です。
しかし、紅茶を飲むときにカップ底に手を添えると、マナー違反とされています。
これは、紅茶は日本茶よりも温度が高いため、カップ底に手を添えると、カップが熱くなって、相手に不快感を与えてしまうためです。

これらの持ち方は、マナー違反とされています。
上品なティータイムを過ごすためにも、正しい持ち方をマスターしましょう。

イギリスやフランスなど海外のティーカップの持ち方

海外でのティーカップの持ち方のマナーは、日本とは異なる場合があります。

イギリス

イギリスでは、ティーカップの持ち方は、日本と同じく、右手で持ち、持ち手には指を通さず、つまむように持つのが正解です。

また、イギリスでは、ティーカップの取っ手の向きについてもマナーがあります。
提供されるときには、取っ手は9時の方向を向いています。
しかし、飲むときには取っ手を時計回りに180度回転させ、3時の向きでいただきます。
これは、ティーカップを傾けたときに、紅茶がカップの底からこぼれないようにするためです。

フランス

フランスでは、ティーカップの持ち方は、イギリスと異なり、左手で持ちます。
これは、フランスでは、右手は食事や挨拶などに使うため、ティーカップを左手で持つのがマナーとされています。

また、フランスでは、ティーカップの取っ手の向きについては、イギリスのようなマナーはありません。

ティーカップの持ち方以外の知っておきたい紅茶のマナー

ティーカップは、持ち方以外にも知っておきたいマナーが存在します。

ティースプーンを置く位置は、使用するしないに関わらず、カップの奥側に上向きで置くのがマナーだとされています。
スプーンを使わない場合は、飲む前にスプーンを奥に移動させましょう。

また、スプーンを使う際には音を立てないということはマナーとして分かりやすいでしょう。
混ぜ方はゆっくりと上から下へと上下に混ぜ、ぐるぐるかき回すことはしません。

最後に

紅茶をいただく際、ティーカップの持ち方にもマナーがあります。
正しい持ち方をマスターして、上品なティータイムをお楽しみください。

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