【ティーカップの数え方】海外や湯呑みなどの数え方も解説

:2024/01/30

【ティーカップの数え方】海外や湯呑みなどの数え方も解説

皆さんは、ティーカップの数え方を知っていますか?

ティーカップにはソーサー(受け皿)がありますので、それぞれ個々の数え方や、ティーカップ&ソーサーの数え方、それにケーキプレートが加わった数え方など、実はそれぞれ数え方があります。

そこで今回は、ティーカップの数え方について詳しくお伝えします。

湯呑みなどティーカップ以外の数え方やアフタヌーンティーの基本マナーについてもありますので、最後までぜひご覧ください。

ティーカップの数え方

ティーカップの正しい数え方は「客」。
ただしこれは、

  • 飲み物が入ってない状態
  • カップ&ソーサーのセット

の場合の数え方で、飲み物が入った場合は1杯2杯などの「杯」、カップとソーサーそれぞれ数える場合は「個」または「ピース」で数えます。

つまり、カップ&ソーサーのセットは、カップ1個とソーサー1個の2個のセットで、1客、2客と数えることになります。

海外のティーカップの数え方

では、海外ではどのようにティーカップを数えているのでしょうか。

紅茶大国イギリスでは

まず、英語圏のイギリスでは、「a cup and saucer」や「a tea set」と言います。

「a cup and saucer」は、カップとソーサーを組み合わせた1つのセットを表す表現です。一方、「a tea set」は、ティーカップやソーサー、ポットなどのティーセット全体を表す表現です。

中国やフランスでは

他にも、中国語ではカップのことを「一个杯子」、フランス語は日本語のような物の数え方はないので、1(un アン)、2(deux ドゥ)、3(trois トロア)と数えます。

湯呑みなどティーカップ以外の数え方

ところで、湯呑みやお茶など、ティーカップ以外はどのように数えるのでしょうか。

  • 湯呑み〜1個、1客、1口、1人前など
  • お茶が入った状態〜1杯、1服など
  • スープカップ〜1個、1客、1組、1揃(そろい)

湯呑みは、通常1個、2個と数えますが、コップのように口の開いた器を数える時に使われる、「口(こう)」で数える場合もあります。

来客用ティーカップはいくつ揃えるべきか

さて、ティーカップの数え方がわかったところで、気になるのが「来客用としてティーカップはいくつ揃えるべきか」という疑問。

一般的にティーカップなどの洋食器は「6人用」で揃えるのが正式で、

  • 西洋では夫婦それぞれがゲスト(夫婦)を招待してもてなす風習があるから
  • 1ダース12の半ダースが1セットになったから

などいくつか諸説があります。

ただ、現代では来客を含めて6人が揃うことは少ないので、まずは2客(ペア)、4客など偶数で揃えていき、様子を見ながら2客ずつ買い足していくのがおすすめ。
ブランドのティーカップの場合、定番シリーズを選ぶことで買い足す際も同じシリーズで揃えられますので、生活スタイルによって買い足してみてはいかがでしょうか。

【これでばっちり】アフタヌーンティーの基本マナー

「ヌン活」という言葉が生まれたほど、近年「アフタヌーンティー」を楽しむ方が増えており、インスタ映えの流行りと同時にアフタヌーンティーも流行っています。

美味しい紅茶と季節に合わせた料理やスイーツを味わえるアフタヌーンティーですが、場所が高級ホテルの場合も多いため、着ていく服装や食べる順番など、マナーが気になる方も多いのではないでしょうか。

服装ポイント

女性はワンピースやブラウス&スカート(パンツ)、男性はシャツやジャケットなど、レストランへ行く服装でOk。
極端に肌の露出が多い服や、ジーンズ、スニーカーでなければ問題ありませんが、せっかくアフタヌーンティーという非日常を体験するのですから、おしゃれも一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。
気になる方はお店へ連絡して、事前にドレスコードを確認すると安心です。

ティーフーズの食べ方

ティーフーズの基本スタイルは、

  • 上段〜デザート(スイーツ)
  • 中段〜温料理またはスコーン
  • 下段〜サンドイッチ(甘くない食べ物)

と、手で食べられるものが中心。

フードを食べる時は、ティースタンドの食器は動かさずに、自分のお皿に取って食べるのがマナー。
直接手で掴むと汚れてしまうので、ナイフとフォークを使って2〜3個取り皿に移して食べましょう。
下から順に食べるのがマナーとされていますが、基本スタイルにこだわらないお店も多いので、好きなものを取って食べるスタイルOK。
パンやスコーンは手でちぎって食べるのがマナーです。

紅茶の飲み方

紅茶を飲む際、ソーサーを持つか持たないかで迷いますが、ティーカップが近い場所にある場合はカップだけ持ち、ローテーブルなど自分と距離がある場合は、ソーサーごと持って飲むと品よく見えます。
飲む際は、手を添えずに、ハンドルをつまむようにして持つとより美しく見えます。
また、紅茶を存分に味わうためにも、1杯目はストレートで、2杯目はミルクをたっぷり入れてと楽しむのもおすすめです。

まとめ

今回は、知っているようで知らない、ティーカップの数え方を中心にお伝えしてまいりました。

注意したいのが、ネット通販などでティーカップを購入する場合。

ティーカップ、ソーサー、ケーキプレート(皿)それぞれ1ピースと数えるので、例えば「カップ&ソーサー&ケーキ皿の6ピースセット」の場合、6人分のセットかと思われがちですが、これは間違い。
カップ×2、ソーサー×2、ケーキ皿×2の2人分のセットなのでご注意ください。

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