ティータイムに欠かせないティーカップ。
ティーカップの容量は、1杯当たりどれくらいが適切なのか、迷うことはありませんか？
本記事では、ティーカップの容量や選び方について、わかりやすく解説します。
一般的なティーカップの容量は何㏄か
一般的なティーカップの容量は、約200ccです。
これは、日本茶の入れ方として、茶葉の量はティーカップの3分の1程度、水の量はティーカップの8分目程度とするのが一般的であるためです。
また、ティーカップは、飲み口が広く、持ちやすいように設計されています。
そのため、大きすぎると持ちにくいなどの理由から、200cc程度が一般的とされています。
ただし、近年では、マグカップのような大きめのティーカップも人気があり、容量は250cc以上のものもあります。
また、アンティークのティーカップの中には、100cc程度のものもあります。
つまり、一般的なティーカップの容量は約200ccですが、それより大きいものや小さいものもあります。
ティーカップの種類とサイズ別の容量
ティーカップは、形や素材、容量などによって様々な種類があります。
その中でも、一般的によく使われるティーカップの種類とサイズ別の容量は、以下のとおりです。
- カップ＆ソーサー：容量は約150～200cc。日本茶や紅茶などの飲み物に適している。
- マグカップ：容量は約250～300cc。コーヒーやミルクティーなどの飲み物に適している。
- タンブラー：容量は約300～400cc。ホットドリンクやアイスドリンクなど、様々な飲み物に適している。
ティーカップの容量は、飲み物や好みによって選ぶとよいでしょう。
お客様用のティーカップのおすすめと容量の選び方
お客様にティータイムを楽しんでいただくために、ティーカップの選び方は重要です。
今回は、お客様用のティーカップのおすすめと、容量の選び方についてご紹介します。
おすすめのティーカップ
お客様用のティーカップのおすすめは、主に以下の2種類があります。
- レギュラーカップ
レギュラーカップは、一般的なコーヒーカップと同じサイズで、120〜180cc程度の容量があります。
紅茶をゆっくりと味わうのに適したサイズです。
- デミタスカップ
デミタスカップは、レギュラーカップの半分程度の容量で、60〜90cc程度です。
少量の紅茶を濃厚に味わうのに適したサイズです。
お客様の好みや、ティータイムの目的に合わせて、どちらかを選ぶとよいでしょう。
容量の選び方
お客様用のティーカップの容量は、以下の3つのポイントで選ぶとよいでしょう。
- お客様の好み
お客様がどれくらいの量を飲むかによって、容量を決めます。
たくさん飲みたい場合は、大容量のカップを選びましょう。
- ティータイムの目的
ティータイムの目的によって、容量を決めます。
食事と一緒に飲む場合は、レギュラーカップがおすすめです。
ゆっくりと会話を楽しみながら飲む場合は、デミタスカップがおすすめです。
- ティーカップのデザイン
ティーカップのデザインによって、容量が決まっている場合があります。
特に、洋食器のティーカップは、容量が決まっていることが多いです。
お客様に喜んでいただけるティータイムを過ごすために、ティーカップの選び方にもこだわってみてください。
ティーポットのおすすめの容量
ティーポットにもさまざまなサイズがありますが、必要な容量は何杯分の紅茶を入れるかで考えましょう。
ティーカップ1杯を150cc程度と考える場合のティーポットの容量は、以下の通りです。
- ティーカップ2杯（1～2人）分なら300cc程度
- ティーカップ4杯（3～4人）分なら600ml程度
入れたい紅茶の量に合わせてティーポットを選びましょう。
買い足しではなく、新しいものを購入したいという場合には、ティーカップとティーポットをそろえるとテーブルがとても華やかになるのでおすすめですよ。
ティースプーンの容量
ここでは、リーフティーを入れる際にも、紅茶に砂糖を入れてかき混ぜる際にも使うティースプーンの容量についてご紹介します。
一般的なティースプーンの容量は、およそ小さじ1杯と同じ5cc程度とされています。
茶葉の場合は、紅茶1杯分にちょうど良い2～3gがティースプーンの容量となります。
ティースプーンが小さじ1杯程度ということがわかると、ティースプーンで料理のときの調味料をさっと図ることもでき、使い道も広がりますね。
最後に
ティーカップを選ぶ際は、自分の好みの容量や、一緒に使用するティーポットの容量に合わせて選ぶとよいでしょう。
ティーカップは、ティータイムを楽しむための重要なアイテムです。
お気に入りのティーカップを見つけて、おいしい紅茶を淹れ、ゆったりとしたティータイムを過ごしてみてはいかがでしょうか。
