【紅茶の茶葉の保存方法】温度や湿度、光に気をつけよう

:2024/02/28

【紅茶の茶葉の保存方法】温度や湿度、光に気をつけよう

香り高く美味しい紅茶が好きという方は多いと思いますが、紅茶の正しい保存方法を知っていますか?

紅茶は温度や湿気、光などに気をつけて保存しなければいけません。
この記事では、紅茶の茶葉の保存方法について詳しくご紹介します。

正しく保存し、美味しい紅茶を楽しみましょう。

紅茶の茶葉の保存方法は常温が基本

紅茶は香り高く、柔らかい味わいやコクが楽しめます。
しかし、保存方法を間違えると味が落ち、香りが減るなどして美味しく飲めないことがあります。

保存方法で間違いやすいのが、冷蔵庫や冷凍庫で保存することです。

食品は腐らないよう冷蔵庫や冷凍庫で保存するものが多いです。
しかし、紅茶は冷蔵庫や冷凍庫で保管するのはおすすめできません。

紅茶は香りが移りやすい特徴を持っています。
そのため、冷蔵庫や冷凍庫に入れると、冷蔵庫内のにおいが移り、紅茶の香りが落ちてしまいます。

また、外との温度差によって、結露や霜が茶葉について茶葉が湿ってしまいます。
そうなると味が落ちてしまうので、冷蔵庫や冷凍庫に入れるのはやめましょう。

開封後も常温で保管するのが基本なので、間違わないようにしましょう。

湿気に弱い紅茶の茶葉の保存方法

紅茶の茶葉は湿気に弱い性質があります。
種類にもよりますが、できたばかりの茶葉は水分含有率は約3%ほどで、ほとんど水分を持っていません。

保存している間に少しずつ水分を吸収していきます。
そして、水分を吸収することによって変質が始まり、味や香りが落ちます。

上記でも説明したように、温度変化がある場所に置くと結露や霜がつき、茶葉が湿ってしまいます。

また、温度変化がない場所でも湿度の高い場所に置くと、水分を吸収してしまいます。
風通しのよい乾燥した場所に置きましょう。

紅茶の茶葉を光に当てない保存方法

紅茶の茶葉は乾燥しているので、日光に当たっても問題ないように思う方もいらっしゃると思います。

ですが、紅茶の茶葉も他の食品などと同じで、日光に当たることで味や香りが落ちます。

保存するときは、直射日光が当たらないよう冷暗所などで保管しましょう。

また、空気にふれることで酸化を早めてしまいます。
酸化すると風味が落ちます。

できるだけ空気に触れないよう密封性のある容器や袋などにいれて保管しましょう。

紅茶の茶葉の保存容器について

紅茶の茶葉を保管するのにおすすめの容器を一覧でご紹介します。

  • ステンレスの缶
  • 陶器
  • アルミ製の袋

茶葉は缶に入って売っていることも多いです。
缶入りの場合は、そのまま缶に入れて保存することができます。

ガラスや透明のタッパー、ラップなどは光を通すので、紅茶の保存にはおすすめできません。
密閉性があっても光を通す容器は使わないようにしましょう。

また、紅茶を飲む時に封を開けて出して戻すを繰りかえすと、空気にふれる回数が増え劣化を早めてしまいます。

茶葉の量が多い場合は、少量ずつに分けて保管するのもおすすめです。

開封後の紅茶の茶葉の賞味期限

紅茶の茶葉は未開封の状態なら、賞味期限は1~3年ほどのものが多いです。
長持ちするものが多いですが、封を開けたら賞味期限は変わります。

開封したら日持ちはしません。
保存容器にいれてしっかり保存しても、どんどん風味が抜けて味は落ちていきます。

開封したら1カ月以内に飲むことがおすすめです。
1日1日どんどん味が落ちてしまうので、できるだけ早く飲みきりましょう。

また、大量に購入すると飲むまでに時間がかかり、味が落ちてしまいます。
安いからといって大量に買うのではなく、自分の飲むペースに合わせた量を購入することも大切です。

まとめ

この記事では、紅茶の茶葉の保存方法についてを詳しくご紹介しました。

紅茶の茶葉は常温保存が基本です。
冷蔵庫や冷凍庫で保管はしないようにしましょう。

また、紅茶は湿気や光、空気も苦手です。
湿ったり、酸化することで、風味が落ちまずい紅茶になってしまいます。

湿度や光を通さない密閉性のある容器に入れて、直射日光に当たらない風通しのよい場所で保管しましょう。

紅茶の茶葉は開封したらどんどん劣化は進みます。
賞味期限が長いものが多いですが、美味しく飲むためにもできるだけ早めに飲み切るようにしましょう。

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