【紅茶の違い】ダージリンとアールグレイの違いについて解説

:2024/02/27

【紅茶の違い】ダージリンとアールグレイの違いについて解説

紅茶は、世界中で愛されている飲み物のひとつです。
その種類は豊富で、産地や品種、製法などによって、さまざまな特徴を持つ紅茶が存在します。

その中でも、ダージリンとアールグレイは、日本でも特に人気の高い紅茶です。
どちらもすっきりとした味わいが特徴で、幅広い世代から親しまれています。

しかし、ダージリンとアールグレイは、実はまったく異なる紅茶です。
今回は、ダージリンとアールグレイの違いについて、詳しく解説します。

人気の紅茶「ダージリン」と「アールグレイ」の違いとは

ダージリンとアールグレイは、ともに世界中で愛されている紅茶です。
しかし、その違いをきちんと理解している人は意外と少ないのではないでしょうか。

ダージリンは、インド北東部にあるダージリン地方で収穫される紅茶です。
標高の高いヒマラヤ山麓で育つ茶葉は、フルーティーで爽やかな香りと、すっきりとした味わいが特徴です。

アールグレイは、ベルガモット(柑橘類)の香りをつけたフレーバーティーです。
茶葉にベルガモットの精油を加えて香りをつけるため、ダージリンのように茶葉そのものの香りを楽しめるわけではありません。

このように、ダージリンは茶葉の産地や品種で決まるのに対し、アールグレイは茶葉に香りをつけたフレーバーティーという違いがあります。

ダージリンとアールグレイの飲み方の違い

では、ダージリンとアールグレイでは飲み方に違いはあるのでしょうか。
それぞれの飲み方についてご紹介します。

ダージリンの飲み方は、お湯の温度を90度から95度に保ち、3分程度蒸らして淹れます。
ダージリンは、フルーティーで爽やかな香りと、すっきりとした味わいが特徴です。
そのため、ミルクや砂糖を加えても美味しくいただけます。

アールグレイの飲み方は、お湯の温度を80度から85度に保ち、3分程度蒸らして淹れます。
アールグレイは、ベルガモットの香りが強く、華やかで上品な味わいが特徴です。
ストレートで飲むのがおすすめですが、ミルクや砂糖を加えても美味しくいただけます。

ダージリン紅茶とアールグレイ紅茶のおすすめをご紹介

ダージリンやアールグレイの紅茶のおすすめ商品を、それぞれご紹介します。

ダージリンのおすすめ

  • トワイニング:「ダージリン」

香りが高くバランスの良いコクと渋みで、朝食にぴったりの紅茶です。

  • リプトン:「サー・トーマス・リプトン ダージリン」

リプトンのマスターブレンダーが日本向けに厳選した紅茶です。
フルーティーな香りと芳醇な味わいが特徴です。

  • アーマッドティー:「ダージリン」

繊細でフルーティーな香りが特徴的な紅茶です。
また、程よい渋みがすっきりとした味わいがします。

アールグレイのおすすめ

  • ルピシア:「アールグレイ」

キーマン紅茶をベースにブレンドされたアールグレイティーです。
爽やかな香りで、ストレート、ミルクティーのどちらも楽しめます。

  • ジャンナッツ:「アールグレイ」

スリランカ産のディンブラをベースにブレンドされたアールグレイティーです。
香りが高く、値段が控えめなところが人気です。

  • マリアージュフレール:「アールグレイ インペリアル」

春摘みのダージリンをベースにブレンドされたアールグレイです。
ダージリンのバランスの良さとベルガモットの香りの高さが味わえる紅茶です。

ダージリンやアールグレイで楽しむアレンジ紅茶レシピ

紅茶のシャンパンとも称されるダージリン。
そしてベルガモットの香りが特徴的なアールグレイ。

どちらもそのままホットやアイスで飲む方法がおすすめですが、 たまにはアレンジをして飲むのも気分転換にぴったりです。

例えばアイスティーにする場合、ソーダやリキュールで割るのもおすすめです。
また、砂糖の代わりにゆずやりんごのジャムを入れるのも良いでしょう。
さらに、レモンの代わりにラズベリーを入れれば、甘酸っぱい紅茶になります。

このように紅茶をアレンジするときは、混ぜる食材や割り方を変えてみてください。
万が一、アレンジした紅茶がまずいと感じたら、混ぜる割合や濃さを変えてみましょう。

最後に

ダージリンとアールグレイは、どちらも人気の紅茶ですが、産地や品種、味わいなど、様々な違いがあります。
自分の好みに合わせて、お気に入りの紅茶を見つけてみてください。

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