【紅茶の茶葉の種類】産地やグレードによる違いとは?

:2024/02/23

【紅茶の茶葉の種類】一覧や特徴、クッキー作りにおすすめの種類

紅茶は、世界中で愛されている飲み物のひとつです。
その種類は多岐にわたり、産地やグレードによって、味や香りが大きく異なります。

本記事では、紅茶の茶葉の種類について、産地やグレードによる違いを中心に解説します。

紅茶の茶葉の種類

茶葉の種類は、大きく分けて以下の3つに分けられます。

  • 産地:紅茶の産地は、その茶葉の風味や香りに大きな影響を与えます。
  • 品種:茶葉の品種によって、その茶葉の特徴は大きく異なります。
  • グレード:茶葉のサイズや形状によって、その茶葉のグレードが決まります。

紅茶の茶葉の産地による違い

紅茶の産地は、大きく分けて以下の3つに分けられます。

インド

インドは紅茶生産量世界一を誇る国です。
アッサム種の茶葉が多く生産されており、濃厚でコクのある味わいが特徴です。

スリランカ

スリランカは「セイロンティー」の産地として有名です。
中国種の茶葉が多く生産されており、爽やかな香りとすっきりとした味わいが特徴です。

中国

中国は紅茶発祥の地といわれ、さまざまな品種の茶葉が生産されています。
祁門紅茶や武夷岩茶など、個性的な味わいの紅茶が有名です。

紅茶の茶葉の品種による違い

品種は、大きく分けて以下の2つに分けられます。

  • アッサム種:熱帯性の大葉種で、タンニンが多く、濃厚な味わいが特徴です。
  • 中国種:温帯性の小中葉種で、タンニンが少なく、すっきりとした味わいが特徴です。

紅茶の茶葉のグレードによる違い

紅茶のグレードは、茶葉のサイズや形状によって決まります。
グレードは大きく分けて以下の6つに分けられます。

  • FOP(フラッグ・オブ・ティー):整った大きさの茶葉で、最も高級なグレードです。
  • OP(オレンジ・ペコ):FOPよりもやや小さい茶葉です。
  • BOP(ブロークン・オレンジ・ペコ):OPよりもさらに小さい茶葉です。
  • GFOP(ゴールデン・フラッグ・オブ・ティー):FOPよりも黄色みがかった茶葉です。
  • GFBOP(ゴールデン・ブロークン・オレンジ・ペコ):BOPよりも黄色みがかった茶葉です。
  • D(ダスト):最も小さい茶葉です。

グレードが大きいほど、茶葉の量は少なく、香りやコクが増します。
反対に、グレードが小さいほど、茶葉の量が多く、渋みが少なくなります。

産地やグレードによる違い

産地やグレードによって、紅茶の味わいや香りにはさまざまな違いがあります。

例えば、インド産のアッサム種の茶葉は、グレードにかかわらず、濃厚でコクのある味わいが特徴です。
一方、スリランカ産の中国種の茶葉は、グレードによって味わいや香りに違いが現れます。
FOPやOPなどの大きめの茶葉は、すっきりとした味わいと爽やかな香りが特徴です。
BOPやGFOPなどの小さめの茶葉は、渋みやコクが増し、香りもより濃厚になります。

紅茶の種類を知ることで、自分の好みの紅茶を見つけることができます。
産地やグレードによる違いを参考に、ぜひいろいろな紅茶を試してみてください。

おすすめの紅茶の組み合わせ

紅茶の産地やグレードによって、おすすめの飲み方や合わせるお菓子も異なります。

例えば、濃厚でコクのある味わいの紅茶は、ミルクティーやフルーツティーにすると、まろやかで飲みやすくなります。
また、渋みや苦みが苦手な方は、レモンティーや砂糖を加えるのもおすすめです。

爽やかな香りとすっきりとした味わいの紅茶は、ストレートで飲むのがおすすめです。
また、アイスティーにしても美味しくいただけます。

まとめ

このように、紅茶の茶葉の種類は、産地、品種、グレードによって分けられます。
それぞれの種類によって、味や香り、淹れ方に特徴があります。
紅茶の種類をより深く知り、自分に合った紅茶を見つけて、ぜひ美味しい紅茶を楽しんでください。

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