美味しい紅茶を淹れるには、茶葉の量はとても重要です。
ですが、どのくらいの量を入れたらよいのかわからない方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、紅茶の茶葉の量で味が変わることや量の目安、種類で量を変えることについてをご紹介します。
スプーンで測ることについてや紅茶の淹れ方もご紹介します。
ぜひ参考にして美味しい紅茶を楽しみましょう。
紅茶の茶葉の量で味が変わる
紅茶にはいろいろな種類の茶葉があり、鮮度や保存状態などによって味が変わります。
新鮮な茶葉で保存状態が良いもの、産地などにこだわりのある良い茶葉は美味しいものが多いです。
しかし、いくら美味しい茶葉でも量を間違えると美味しくなくなってしまうことがあります。
量が少ないと香りがせず薄い味になったり、反対に量が多すぎて苦味が強くなりまずくなったり、適量で抽出しないと残念な紅茶になってしまいます。
量が多い場合はお湯で薄めて飲むことは可能ですが、美味しい紅茶を淹れるためには最初から適量で入れることが重要です。
紅茶の茶葉の量の目安
商品に記載があれば良いですが、ない場合茶葉をどのくらい使って紅茶を淹れてよいのかわからない方も多いと思います。
目安としてはティーカップ1杯200mlに、茶葉2~3gほどです。
これを元に計算をし、500mlなら5~7gほど、1Lなら10~15gほどを目安にすることがおすすめです。
また、紅茶の味や香りには好みがあります。
味や香りが足りないと感じる場合は茶葉を増やすことで調整できます。
反対に濃いと感じる場合は茶葉を減らすことで味が薄くなります。
目安の量で作ってみて、自分好みの味の量を確認しましょう。
紅茶の茶葉の大きさで量を変える
紅茶の茶葉には大きさの違いもあります。
一般的に大きい茶葉の方が抽出しにくく、蒸らす時間が長くなります。
小さめの茶葉の方が香りやコクが出やすく抽出時間が短いです。
大きい茶葉は味や香りが出にくいので、茶葉を少し多めに入れるのがおすすめです。
反対に、小さい茶葉は味や香りが出やすく、濃くなってしまうので少し少なめに入れるのがおすすめです。
香りや色があまりでないからと言って茶葉をずっとつけておくと苦味がでてまずくなってしまいます。
味や香りが出にくい茶葉を使う場合は少し多めにいれることを心がけましょう。
紅茶の茶葉の量をスプーンで量ることについて
紅茶の茶葉の適量について上で紹介しましたが、どのようにして測ればよいのでしょうか。
測り方をご紹介します。
まず間違いないのは計量器です。
計量器で必要な分を測ればよいだけなので簡単です。
しかし、計量器を使うのはめんどくさいという方も多いのではないでしょうか。
そこで使えるのがティースプーンです。
紅茶専用のティースプーン1杯が約2gほどです。
スプーンの種類によっても量に違いがあります。
初めて紅茶を淹れるときはティースプーン1杯で茶葉何グラムなのかを測ってみるのもおすすめです。
また、ティースプーンがない場合は小さじを使ってもだいたいの目安が測れます。
細かい茶葉なら小さじ小盛りほど、大きい茶葉なら擦り切れ2杯を目安にするのがおすすめです。
茶葉の紅茶の淹れ方
紅茶の基本的な淹れ方をご紹介します。
- くみたての水を沸騰させます。
- ティーポットとティーカップを湯通しし温めます。
- ティーポットに人数分の茶葉を入れます。
- 沸騰したお湯を人数分ティーポットに注ぎます。
- 蓋をして2分半~3分ほど蒸らします。
茶葉が大きい場合は少し長めにし3~4分ほど蒸らしましょう。 - ティーポットの中をスプーンでひとかきして紅茶の濃さを均等にします。
- 茶こしをつかってマグカップなどに注げば完成です。
最後の1滴まで入れるのが美味しくいれるコツです。
紅茶はミルクを入れたり、レモンを入れたりいろいろな飲み方ができます。
基本の淹れ方をして自分好みにアレンジしましょう。
紅茶の栄養について
紅茶には100mlあたり30mgのカフェインが含まれます。
眠気を覚ましたり、消化や吸収を高める働きなど良い効果も期待できます。
ですが、飲みすぎるとめまいや動悸などの症状がでることもあります。
健康な成人の1日あたりのカフェインの摂取量の目安は400mgです。
飲み過ぎには注意しましょう。
まとめ
この記事では、紅茶の茶葉の量についてを詳しくご紹介しました。
紅茶を淹れる時の茶葉の量の適量はティーカップ1杯あたり2~3gです。
しかし、好みは人それぞれ異なります。
慣れてきたら自分好みに増やしたり減らしたりして調節しましょう。
また、茶葉の大きさによっても量の調節が必要です。
茶葉の種類もしっかり確認しましょう。
紅茶の淹れ方もご紹介したのでぜひ参考にして、美味しい紅茶を淹れて香りや味を楽しみましょう。