【ドイツの紅茶ブランド】ドイツ式紅茶の飲み方もご紹介

:2024/02/11

【ドイツの紅茶ブランド5選】北ドイツ流紅茶の飲み方もご紹介

ドイツはコーヒー文化が盛んな国として知られていますが、実は紅茶も古くから愛されています。

今回は、ドイツの代表的な紅茶ブランドや、ドイツ式紅茶の飲み方をご紹介します。

ドイツの紅茶は、品質の高さに定評があります。ぜひ、本場ドイツの紅茶を味わってみてはいかがでしょうか?

ドイツで有名な最高級紅茶ブランド

ドイツで有名な紅茶ブランドの1つが、「ロンネフェルト(Ronnefeldt)」。

ヨハン・トビアス・ロンネフェルト氏が1823年にドイツで創業した、フランクフルトに本社を構える老舗の紅茶ブランドです。

ロンネフェルトは、伝統的なオーソドックス製法で作られる、手間と時間をかけて厳選された高品質の茶葉を使用しています。

どのフレーバーも、豊かな香りと深い味わいが楽しめる美味しい紅茶です。

最高級品質と安心安全を誇るロンネフェルトは、国際的にも高く評価されています。
ドイツ国内の高級ホテルやドバイの7つ星ホテル、日本国内でも高級ホテルのアフタヌーンティーに採用されています。

ロンネフェルトのおすすめブレンド

数あるロンネフェルトのうち、おすすめのフレーバーをご紹介します。

アイリッシュモルト

アッサムティーをベースに、アイルランドのスコッチウィスキーとカカオの香りをブレンドしています。
アッサムのコクとウィスキーとカカオの甘い香りが楽しめる、大人なミルクティーです。

クイーンズティー

ダージリンのセカンドフラッシュ(夏摘み)とセイロンティーをブレンドした紅茶です。
すっきりとした味わいなので、ストレートやレモン、ミルクなど、さまざまな飲み方を楽しめます。

ゴールデンダージリンアールグレイ

オータムナルのダージリンに、ベルガモットで香りづけした紅茶です。
ダージリンの華やかな風味と上品で爽やかな味わいが楽しめます。

ドイツ定番の紅茶ブランド

次に、ドイツ定番の紅茶ブランドをご紹介します。

ティーカネン(TEEKANNE)

ティーカネンは、ドイツのスーパーでもよく見かける紅茶ブランドです。
日本では「ポンパドール」というブランドで、ハーブティーを展開しています。

手摘みの茶葉を使い、茶葉の選定から出荷まで全て自社で一貫して行う、品質・価格共にバランスの良い商品です。

おすすめは、「シュープリームダージリン」。

インドの高地・ダージリン地方の茶園から良質な茶葉を集めて作られた紅茶です。
セイロンルフナにアッサムとダージリンでコクをプラスした、渋みが少ないのが特徴です。
繊細な味と光沢のある黄金色を楽しむことができます。

ミルクとの相性が良いので、ミルクティーにするのがおすすめです。

メスマー(Meßmer)

メスマーは、1852年にエドワード・メスマーによって食料品店として開業し、その紅茶が評判となり、皇帝御用達業者に選ばれたほど美味しい紅茶です。
ティーカネン同様、スーパーなどで手軽に購入できる紅茶ブランドとして人気があります。

おすすめは「カモミール」。
カモミール特有のやさしい香りとほのかな苦味が特徴的です。
後味もすっきりとしていて、アイス・ホットの両方楽しめるハーブティーです。
リラックスしたいときやおやすみ前、カモミール初心者の方にもおすすめの商品です。

日本では購入が難しいドイツの紅茶ブランド

ドイツの紅茶ブランドの中には、日本では購入が難しいブランドもあります。
ドイツ旅行へ行く機会があれば、探してみてはいかがでしょうか。

BIOTEAQUE

ミュンヘンから車で約1時間ほどの自然豊かなキーム湖のほとりにある、有機栽培のお茶ブランド「BIOTEAQUE」。
フルーツやハーブの形がそのまま残っている、見た目も美しいのが特徴です。
素材の味や香りを活かし、有機栽培にこだわった、オーガニックティーを取り揃えています。

おすすめは「ジンジャーレモングリーンティー」。
レモングラスと生姜の香りと風味をしっかり楽しめる、身体が温まるお茶です。

BIOTEAQUEは日本では購入が難しいので、ドイツのお土産としておすすめしたい商品です。

ドイツ式紅茶の飲み方

ドイツの紅茶の飲み方は、大きく分けて2つあります。

1つは、東フリースラント式と呼ばれるものです。
これは、北ドイツのフリースラント地方で伝わる飲み方で、氷砂糖とクリームを加えて楽しむのが特徴です。

飲み方は、以下のとおりです。

  1. カップに氷砂糖を1~2個入れる。
  2. 熱々の紅茶をカップに注ぎ、氷砂糖が割れる音を楽しむ。
  3. 液状の生クリームまたはコーヒーフレッシュをそっと落として、浮かんでくる雲のような模様を楽しむ。
  4. スプーンでかき混ぜず、そのまま飲む。

ポイントは、最初から最後まで「混ぜない」ことです。
氷砂糖が溶けることで、紅茶の味がまろやかになり、クリームの甘みが加わることで、より豊かな味わいを楽しむことができます。

もう1つは、一般的な飲み方です。
これは、イギリスやアメリカなどと同じように、ミルクや砂糖を加えて楽しむものです。

飲み方は、以下のとおりです。

  1. ティーポットに茶葉を入れる。
  2. 熱湯を注ぎ、3~5分蒸らす。
  3. カップにティーポットから紅茶を注ぐ。
  4. 好みでミルクや砂糖を加える。

ミルクは、牛乳や豆乳など、好みのものを加えてください。
砂糖は、白砂糖やブラウンシュガーなど、好みのものを加えてください。

終わりに

今回は、ドイツの紅茶ブランドについてご紹介してきました。
この機会に、ドイツの紅茶ブランドを楽しんでみてはいかがでしょうか。
北ドイツのフリースラント地方で伝わる飲み方もぜひお試しください。

こちらも合わせてご覧ください。

同じタグが付いた記事を読む