紅茶の基本の茶葉の量と計量アイテムについて

:2024/03/31

紅茶の基本の茶葉の量と計量アイテムについて

リーフティーで紅茶を淹れる時、茶葉の量をどのように計量していますか?
また、適切な紅茶の茶葉の量をご存じでしょうか。

この記事では、紅茶を美味しくいただくために知っておきたい茶葉の基本の分量についてまとめました。
ぜひ参考にしてください。

美味しい紅茶を淹れるポイントは温度・時間・茶葉の量

海外では「お茶」といえば紅茶を指し、紅茶は世界中で愛され親しまれている飲み物のひとつです。
インドのダージリン、スリランカのウバ、中国のキーマンが世界3大紅茶です。
紅茶と聞くと、これらを思い浮かべる方も多いかもしれません。
しかし、日本生まれの国産紅茶、和紅茶もマイルドでやさしい味わいで人気です。

抗菌作用や抗酸化作用などの成分が含まれ、美味しくて栄養豊かな紅茶。
紅茶を淹れる際は、いくつか気をつけたいポイントがあるのをご存じでしょうか。
美味しいリーフティーを淹れるには、お湯の温度や湯量、蒸らし時間なども大切ですが、茶葉の適量を知ることも重要です。

紅茶の茶葉には適量がある

適量を知るということは、茶葉の分量を間違えないということです。
当然ながら、茶葉の分量が少ないと薄い紅茶になり、多いと濃くなります。

お湯の温度はぬるま湯などではなく沸騰したての95度程度が良いでしょう。
蒸らし時間は茶葉により違いがあるので、時間を守り焦らずじっくり抽出します。

そして、茶葉の量は、1杯分は2.5〜3g、あるいは3〜4gが適量と言われています。
これは一般的な目安ですので、商品パッケージに書いてある淹れ方や分量に従いましょう。

基本的に1杯目で紅茶の味や香りは出てしまいます。
まだ色が出るからと、続けて2杯3杯と淹れることはおすすめできません。

紅茶の茶葉の量を計量するには茶葉用計量スプーンがおすすめ

紅茶1杯分に必要な茶葉の量は、好みにもより変動しますが、一般的に2.5〜4gです。
分量を間違えると、せっかくの紅茶の美味しさが損なわれてしまうかもしれません。

茶葉の量を正確に計量するには、茶葉用計量スプーンを使うことがおすすめです。
メジャースプーンやティーメジャーなどとも呼ばれています。

茶葉用計量スプーンは、茶葉を計量することに特化して作られています。
丈夫で錆びにくいステンレス製のものが多く、目盛りが付いているものもあります。
適量を簡単に計量することができるでしょう。

また、見た目もおしゃれなので、ひとつ用意しておくと、便利な上に少し贅沢なティータイムを過ごすことができるかもしれません。

茶葉用計量スプーンなしで紅茶の茶葉の量を計量するには

茶葉用計量スプーンがあれば、茶葉の量を正確に計量することが可能です。
しかし、茶葉用計量スプーンがない場合もあるでしょう。
そのような場合は、家庭にあるさまざまなスプーンで茶葉の量を計量することができます。

ティースプーンで計量する

ティースプーンとは、主に紅茶と一緒に出されるスプーンのことです。
砂糖を入れたり混ぜたりするのに使われます。

ティースプーン1杯は何gか覚えておくと、紅茶を淹れる際にも便利です。
すりきりのティースプーン1杯で、茶葉なら約2g程度です。

小さじで計量する

ティースプーン1杯あたりの量は、計量スプーンの小さじ1杯分とほぼ同じです。
小さじ1杯は約5ccですので、ティースプーン1杯も同量の5ccということになります。

グラム数に直した場合は、茶葉によって僅かに重さが異なってきます。
細かい茶葉の場合は、小さじすりきり1杯は、約2g程度です。
大きな茶葉なら、小さじすりきり1杯は、約1.5g程度です。

大さじで計量する

計量スプーンの大さじを使っても、紅茶の茶葉の量を計量することができます。
大さじすりきり1杯で、茶葉の量は約5g程度です。
ティーカップに2杯以上の紅茶を淹れる場合は、大さじを使うと何度も計量する手間が省けるでしょう。

水出し紅茶を作る時の茶葉の量

暑い季節には、水出し紅茶が美味しいですよね。
たっぷり紅茶を作りたい場合には、大さじを使って茶葉の量を計量すると良いでしょう。

水出し紅茶を作るには、水100mlに対し茶葉は1g必要です。
500ml作る場合は、大さじ1杯の茶葉が必要となります。
1L作るなら大さじ2杯、2L作るなら大さじ4杯の茶葉が必要ですね。

ロイヤルミルクティーに必要な茶葉の量

ロイヤルミルクティーは、茶葉をお湯で煮出した後、ミルクを加えて鍋などでしばらく煮出したものです。

ティーポットで抽出した紅茶にミルクを加えて作るミルクティーよりも、深い味わいが特徴です。
お湯とミルクの割合は1:1ですが、お湯よりミルクの量が多い場合もあります。

ロイヤルミルクティー2杯分淹れる場合、茶葉の量は5〜6gです。
お湯が沸騰する直前に茶葉を入れ、鍋に蓋をして数分蒸らした後、ミルクを入れます。
ティーカップやマグカップに注ぐ時は、茶こしで濾しながら注ぎましょう。

まとめ

紅茶の茶葉は、茶葉用計量スプーンなどで、簡単に計量することができます。
基本となる茶葉の量の目安や、計量アイテムの分量を覚えておくと便利です。

ぜひお気に入りのティーセットなどで、美味しい紅茶を味わってくださいね。

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