【リントンズの紅茶】本場イギリス式の入れ方と失敗しないコツ

:2024/04/26

【リントンズの紅茶】本場イギリス式の入れ方と失敗しないコツ

イギリスで100年以上も愛され続けている「リントンズ」の紅茶。
リントンズの紅茶を愛するリントニアンも多いでしょう。

この記事では、イギリス人の紅茶の楽しみ方をご説明しながら、本場イギリスの紅茶の入れ方など、さまざまな角度からリントンズの美味しい紅茶の入れ方をご紹介します。
普段、イギリス人がどのように紅茶を楽しんでいるか興味がある方もぜひお読みください。

リントンズ紅茶の特徴

リントンズとは、1907年に創業されたイギリスの老舗紅茶メーカーです。
100年間もの間、高品質を維持するために、販売はイギリスのみでした。
イギリス以外でのリントンズの取り扱いは、日本が世界で初めてということです。
イギリスではポピュラーな紅茶ですが、日本ではまだまだ珍しい紅茶でもあります。

リントンズの紅茶は、誰でも簡単に美味しく飲めるという考えで作られています。
いくら美味しくても、簡単でなければ毎日飲むのは難しいですよね。
簡単で美味しい紅茶を飲むことに情熱を傾けてきたリントンズ。
次項より、リントンズの紅茶をイギリス式で美味しい入れる方法をご紹介します。

【イギリス式】リントンズ紅茶のミルクティーの美味しい入れ方 

イギリスでは、紅茶の飲み方はミルクティーが主流です。
多くのイギリス人は、ティーバッグと大きめのマグカップで毎日のように紅茶を楽しんでいます。
ティーバッグを使うイギリス人は、実に96%というデータもあります。
そして、紅茶をミルクティーで楽しむイギリス人は、97%とも言われています。
イギリスの伝統的な紅茶の飲み方は、ミルクティーです。
それをティーバッグとマグカップで、カジュアルに楽しむのが現代的なのかもしれませんね。

多くのイギリス人に愛されているリントンズの紅茶を、イギリス式で入れてみませんか?
紅茶の本場、イギリス式で味合うリントンズのミルクティーの美味しい入れ方をご紹介します。

用意するもの 2人分

  • リントンズティーバッグ
  • 400ml以上の容量のティーポット
  • マグカップ:2個
  • ティーコジー(ポットカバー)
  • 牛乳:大さじ1〜2
  • お好みで砂糖

手順

  1. 300ml~400mlのお湯を沸かします。
  2. ティーポットにティーバッグを入れ、湧いたお湯をティーバッグをめがけて注ぎます。
  3. ティーコジー(ポットカバー)をかぶせてティーポットを4〜5分蒸らしましょう。
  4. 蒸らしている間に、マグカップに牛乳を大さじ1〜2杯入れます。
  5. ティーポットにティーバッグを入れたまま、ポットの中を軽くスプーンで4~55回程度かき混ぜます。
  6. 牛乳が入っているマグカップに注ぎ、完成です。

牛乳は、冷たいままでもOKです。
お好みのお湯の量や蒸らし時間を研究してみましょう。

【イギリス式】リントンズの水出し紅茶の美味しい入れ方

イギリスではミルクティーが紅茶の主流の飲み方だとご紹介しましたが、もちろんほかの飲み方でも紅茶は親しまれています。

これまでは、夏でもホットティーで紅茶を楽しむのがイギリス人の紅茶の飲み方の主流でした。
しかし近年では、アイスティーがイギリスでも注目されているそうです。
なかでもロンドンで人気があるのは、コールドブリューティーと言われています。
コールドブリューとは、水出しのこと。

香り付けされたフレーバーティーよりも、茶葉本来の風味が味わえるブラックティー(紅茶)を好むのが、イギリス人です。
茶葉本来の風味を楽しむことができる、リントンズの水出し紅茶のイギリス式の入れ方をご紹介します。
ティーバッグを使うので、茶こしなどで茶葉を計量する必要がなく準備も簡単ですよ。

また、水出しにすることでタンニンの抽出が抑えられます。
リントンズの紅茶が渋いと感じる場合は、アイスで楽しむのも良いでしょう。

用意するもの

  • リントンズティーバッグ:3個
  • 新鮮な水:1L
  • ピッチャー:1L用

手順

  1. ピッチャーにティーバッグを入れ、水を注ぎます。
  2. 冷蔵庫で5〜6時間以上、1晩冷やしましょう。
  3. 軽くかき混ぜて完成です。

リントンズの紅茶を美味しく入れるコツ

イギリス人が活用している、リントンズの紅茶を美味しく入れるコツについてご紹介します。
リントンズは、軟水用の紅茶です。
日本の水は軟水ですので、水道水で十分です。
やかんには勢い良く水道水を入れるのがコツです。
勢い良く水道水を入れると、お湯に空気が含まれ、より美味しい紅茶になります。

また、ティーコジーは紅茶を保温しておくものと思っている方も多いようですが、イギリス式では違います。
ティーコジーは、イギリスでは茶葉をじっくり蒸らすためのものです。
リントンズのような高品質な茶葉は、じっくり蒸らすことで茶葉の味わいが増します。
かぶせるだけなので、ぜひリントンズ紅茶を飲む時は使ってみましょう。

美味しく入れるコツポイント

  • 丸くて大きめのティーポットを使う
  • 沸騰したらお湯をすぐに注ぐ
  • 汲みたての水を使う
  • ティーコジーを使ってポットを蒸らす
  • ミルクティーに使う牛乳は、使う寸前まで冷蔵庫に入れておき新鮮さを保つ

リントンズの紅茶は薄い?

新鮮な茶葉の特徴は渋みが少なく、飲みやすいということです。
クセがなくスルスルと飲めるので、リントンズの紅茶は「スムース」とよく表現されます。
あまりに飲みやすいため渋みやエグ味に慣れている方は、薄いと感じる場合があるようです。
好みは人それぞれですが、基本的な入れ方で薄いと感じる場合は以下の方法を試してみましょう。

  • カップをあたためておく
  • ティーバッグを軽く広げて、少し振って中の茶葉をほぐす
  • 蒸らし時間を伸ばす
  • お湯の中でティーバッグを振らない
  • 温度が逃げないように、カップの下にタオルなどを敷いておく
  • カップで蒸らすときは、カップに蓋をする
  • ティーバッグの角が水面に上がるまで引き上げない
  • ティーバッグを引き上げた後、最後の一滴までしずくを入れる

水出しアイスティーの日持ちについて

ロンドンでも注目されている水出しアイスティー。
茶葉本来の風味を楽しむことができる水出し紅茶ですが、家庭で作った場合は、どのくらい日持ちするのか気になりますよね。

自宅で作ったアイスティーや水出し紅茶は、酸化防止剤などが入っている市販のものと比べ、日持ちがしません。
1日で飲みきれる量を作り、冷蔵庫で保管して新鮮な紅茶を楽しむのがベストでしょう。

市販のお茶には酸化防止剤が含まれていますが、家庭で作るものは無添加です。
また、家庭で作るものは最初から空気に触れており、沸騰していない水を使って茶葉を長時間水に浸しています。
衛生面からも、早めに消費することをおすすめします。

まとめ

今回は、リントンズの紅茶について解説してきました。
リントンズの紅茶は、誰でも簡単に、本場の味わいを楽しめる紅茶です。
ぜひ、ご家庭でリントンズの紅茶を淹れて、本場の味わいを楽しんでみてください。

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